2021年、美智子様の体調は優れないようでした。 宮内庁が公表した情報によれば、美智子様は5月以降、ほぼ毎日午後に熱が37度を超え、 翌日に平熱に戻るという原因不明の症状に

悩まされておられるといいます。また、ご体重の減少は改善されているものの、 心不全の診断指標である BNP値も高い状態が続いておられるようです。

白内障と乳がんの手術をされた美智子様にとっては、 お引越しが過酷なものだったようで、 お引越しによるストレスやお疲れが、 未だに尾を引いているのかもしれません。

最近では、お姿を見ることのできる機会は 減りましたが、上皇さまと穏やかに 過ごしておられるといいます。とはいえ、ときおり美智子様も強いストレスや 不安感に襲われることがあるようで、

厳しい自粛生活の中で、周囲に強いお言葉で 接されることもあったようです。美智子様も、雅子さまや眞子さんと同様に強い バッシングをお受けになられたことがありました。

美智子様が上皇さまと結婚された当時、美智子様の 結婚は旧宮家皇族たちを中心にバッシングを受けます。 バッシングは、結婚した後も続き、皇室内でも 差別的な視線を向けられることがあったようです。

しかし、当時の大多数の国民が、旧宮家皇族たちの バッシングに同調することはなく、かえって、美智子様に憧れの気持ちを抱いていたため バッシングはほどなくして、収まります。

その後も皇室バッシングは、昭和から平成にかわるタイミングで起こったものの、『国民に寄り添う天皇像」という、 新しい象徴天皇像によって、批判はそれほど大きく広がりませんでした。

やがて、1993年に再び美智子様に対して バッシングが起きます。当時、皇后であった 美智子様が権力を宮中で乱用しているなどといった 内容の批判で、

高度経済成長時代が終わり、バブルが崩壊した直後のことということもあり、 給料が上がらず、不安も絶えない時代に 突入したことから、国民の不満が爆発したのでしょう。

このバッシングは、美智子様が倒れ、 失語症を患われたことで収まります。バッシングを複数回経験しておられる 美智子様だからこそ、眞子さんの気持ちをよく 理解しておられたのかもしれません。

眞子さんが結婚の挨拶のため、上皇ご夫妻を訪ねた際に、美智子様は無言で 眞子さんを抱きしめられ、送り出されたといいます。

雅子さまもバッシングを受けられ、長年に続く ストレスのため適応障害と診断されたことがあります。

当時は、心の病に対して今ほど理解が示される ことはなく、適切な治療を受けることも できなかったため、長期に渡り雅子さまは 病と戦っていかれました。

雅子さまを守ろうとする陛下のお言葉に対しても、 バッシングの矛先は向き、次第に、お二人は 孤立して行くことになります。

適応障害は、ある特定の出来事や状況が 本人にとって強いストレスとなり、心身にさまざまな不調が現れる病気です。

雅子さまの場合は、抑うつ、頭痛、また ひどい倦怠感や不眠などの症状が見られ、 起き上がることすらままならない 状況だったといいます。

しかし、その病状は理解されることはなく、 当時は雅子さまの周囲や国民の多く、またマスコミは、「ワガママ病」と誤解をし、 バッシングはますます加熱していきます。

雅子さまは、治療の一環として乗馬やスキーなどに 行かれていたのですが、その様子が報道されると 『遊んでばかりいる」と批判の声が上がり、病気の 症状のために、公務を選ばざるを得ないということが 報道されれば、

『公務を選ぶとは何事か」と 期判されるなど、なにをしても刑判される、そのような状況に雅子さまは置かれることと なってしまいました。

先程も、少し触れましたが、このバッシングに 対して天皇陛下は、人格否定発言としても知られる お言葉を述べられます。

また、秋篠宮さまの 今上天皇陛下に対する苦言を呈されたことや、上皇さまからも批判的と取れるお言葉が 発せられたことにより、皇室ご一家の中に 不和が生じているのではないか、と 不安が国民中に広まりました。

このように、美智子様も雅子さまも過去に強い パッシングを受けられたという、共通点があるわけですが、現在、 美智子様と雅子さまの問には、 コロナ禍のストレスや 不安による亀裂が生じているようです。

特に、美智子様のお誕生日を迎えられた日に、 天皇皇后両陛下が挨拶に来られなかったため、美智子様は複雑な感情を抱かれたといいます。美智子様は、一雅子さまを恩知らずな人、と 強いお言葉をかけられたようです。

By SAYAKA

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