23日、天皇陛下は62歳の誕生日を迎えられ、会見では、小室眞子さんの結婚の経緯について述べられた。
一方、眞子さんの夫・小室圭さんが2021年、不合格となったニューヨーク州の司法試験が始まり、注目を集めている。
23日、62歳の誕生日を迎えられた天皇陛下。
皇居の宮殿では、祝賀の儀が規模を縮小して行われた。
誕生日に先立ち、天皇陛下は記者会見に臨まれ、2021年10月に結婚した、めいの小室眞子さんについて、次のように言及された。
陛下「結婚について、さまざまな意見があるなど、結婚に至るまでの状況をふまえ、納采の儀は秋篠宮家の判断で、また、朝見の儀などについては、私の判断で執り行わないこととなりました。今後、幸せな人生を歩んでいってほしいと思いますが、同時に、この間、多くの方に心配をおかけすることになったことを心苦しく思っています」
眞子さんの結婚をめぐって、「多くの人に心配をかけたことを心苦しく思う」と述べられた陛下。
皇室の在り方については、「国民と心の交流を重ねていく中で。国民と皇室の信頼関係が築かれていくものだ」との考えを示された。
また、眞子さんの結婚をめぐる週刊誌報道や、インターネット上の書き込みについての質問には、表現の自由は、誰もが尊重すべきものだとしたうえで、こう言及された。
陛下「一般論になりますが、他者に対して意見を表明する際には、時にその人の心や立場を傷つけることもあるということを、常に心にとどめておく必要があると思います。他者の置かれた状況にも、想像力を働かせ、 異なる立場にあったり、異なる考えを持つ人々にも配慮し、 尊重し合える寛容な社会が築かれていくことを願っております」
陛下は、このように語られるとともに、「皇室に関する情報をきちんと伝えていくことは大事なことと考えています」と、異例の言及をされた。
眞子さんの結婚をめぐっては、夫の小室圭さんの母親の金銭トラブルをめぐる週刊誌の報道などにより、眞子さんが、複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されたことが公表された。
眞子さん(2021年10月)「誤った情報が、なぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、いわれのない物語となって広がっていくことに、恐怖心を覚えるとともに、つらく悲しい思いを致しました」
ですが、結局、眞子さんは、非常に多くの国民からの反対があったにも関わらず、無理やり結婚を強行。また、秋篠宮ご夫妻も、最終的には、そのように反発の強かった結婚について、大多数の国民の意見を無視するかたちで容認されることとなりました。
様々なことが述べられた陛下のお誕生日会見に関して、ネット上では、国民を思う陛下の気持ちに「感動した」といった意見や、秋篠宮家に対する苦言に共感する意見などがみられました。
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悠仁さまの進学も、大切な高校生活のなかで、こういったお考えや振る舞いができることを第一に考えていただきたいです。
また、陛下は、秋篠宮殿下の推進する言論統制に対して反対を表明するかのように次のようにも述べられています。
週刊誌報道やインターネット上の書き込みについては、人々が自分の意見や考えを自由に表現できる権利は、憲法が保障する基本的人権として、誰もが尊重すべきものですし、人々が自由で多様な意見を述べる社会をつくっていくことは大切なことと思います。
陛下は、あくまでも、人々の良識に基づいて他者への思いやりや配慮を持ってコミュニケーションを行うことが大切であり、むやみに言論統制を行うべきではないとお考えのようですね。
多くの国民からの共感をえることとなった今回の天皇陛下のお誕生日会見ですが、キコさまなどは、公の場で秋篠宮家が侮辱されたとして大変憤慨されているようですね。ある秋篠宮家関係者は次のように語ってくれました。
「キコさまは、職員などを通じて、報道前から陛下の会見でのお言葉の内容についてご存じであったようですが、秋篠宮家に対する苦言も多かった今回の会見内容には大変憤慨され、“あの男は、秋篠宮家を汚した”などと仰られているそうです。
会見では、陛下らしい非常に穏当な表現で、秋篠宮家に対する苦言を述べられたのではありますが、キコさまには、侮辱であるとしか捉えられなかったようで、しまいには、“あの男を秋篠宮家に対する名誉棄損で訴えます”などと絶叫されていました。
もちろん、現在の法律上、皇族であるキコさまが天皇陛下を名誉棄損で訴えるなどということは不可能なのですが、それくらい陛下の正論が効いてしまったということなのでしょう」(秋篠宮家関係者)
皆さんは、今回の会見で陛下が述べられた秋篠宮家への苦言に関して、正論であると思いましたか?また、図星を突かれて、“訴えてやる!!”などと絶叫しながら取り乱すキコさまについて、どう思いますか?
この件について報じた記事が掲載されたニュースサイトのコメント欄には、次のような意見が書き込まれています。
あのお言葉が秋篠宮家への侮辱って、キコという人はどういう思考回路を持っているのか、理解に苦しみます。
記事中にもある週刊誌やネットについてのお言葉の次に、こうも仰っているんですよね。
「一般論になりますが,他者に対して意見を表明する際には,時に,その人の心や立場を傷つけることもあるということを常に心にとどめておく必要があると思います」
一般論と言いながらも、国民側にも自重を求めるようにも読めるかと思います。その前に言論の自由について述べておられますので、明らかに誹謗中傷と言えるような言動を念頭に置いているものでしょう。つまり、秋篠宮家に対しても配慮したお言葉かと思います。むしろ、国民の側からすると不十分だとする意見が出てもおかしくない、とても慎重なお言葉だったかと思います。
正論かどうかよりも、双方に配慮したお言葉だったと思います。
こういうのを、中途半端、とか、玉虫色、などと言う人もいるでしょう。もっと、明確に秋篠宮一党を批判してほしいと言う声も大きいかと思います。しかし、同時に秋篠宮擁護派の男系男子主義者の声も大きく、しかも、自民党政権にしっかり食い込んでいます。天皇としては精一杯の双方への呼びかけだったと思います。
単に秋篠宮個人や宮家の面々に苦言を呈するくらいなら、とっくに何かしらの形でやっているでしょう。しかし、お言葉は国民に対して公開されるものであり、国民同士の対立を生み出したり深めたりすることは避けたい、それが陛下のお心のうちにあるかと思います。
しかし、キコにはその陛下の大御心が全く理解できないようです。いずれ、皇后、皇太后となる予定のつもりでいる人にとって、今上の御心というものをどのように捉えているのか、よく示しているエピソードかと思います。
他の記事のコメントでも指摘が出てたが、「一般論になりますが、他者に対して意見を表明する際には、時にその人の心や立場を傷つけることもあるということを、常に心にとどめておく必要があると思います...」の前に「週刊誌報道やインターネット上の書き込みについては,人々が自分の意見や考えを自由に表現できる権利は,憲法が保障する基本的人権として,誰もが尊重すべきものですし,人々が自由で多様な意見を述べる社会をつくっていくことは大切なことと思います。」というお言葉もある。そこは省略しないでほしいね。
現憲法下では、皇室は「日本国が唯一公認する国民のアイドル」だと個人的には理解しています。
「一般論になりますが、他者に対して意見を表明する際には、時にその人の心や立場を傷つけることもあるということを、常に心にとどめておく必要があると思います。他者の置かれた状況にも、想像力を働かせ、 異なる立場にあったり、異なる考えを持つ人々にも配慮し、 尊重し合える寛容な社会が築かれていくことを願っております」
この内容はとても大事なことである一方、確かに一般論かも知れませんし、他の誰かが言っていたらスルーする内容かも知れませんが、陛下のお言葉であるからこそ素直に聞き入れられる。色々問題の多い時代にあってこのように敬愛できる皇室の存在はこれからも必要と思いますし、一国民としてそういう皇室であってほしいと思います。何かとお騒がせなご一家もいらっしゃいますが…。
やはり天皇陛下のお言葉は心に響きます。
他の誰よりもご自身で発せられるお気持ち
の入ったお言葉に感謝です。
意見を表明する際にはその人の心を傷付け
る事も時にはあると言うことを常に心に
止めとく必要が有ります。
このお言葉は素晴らしい。
相手の立場に立って自分が相手にして
いる事を常に考えて行動しなさい。
コロナ禍のなか厳しい世の中ですが
このお言葉を常に胸にしまって行動
して行きたいと思いました。
天皇陛下お誕生日おめでとうございます。
皆んな自分が普通と思っているから自分と違う立場の人や考え方の人とは距離を取ろうとするし、もし付き合わないといけない場面では陛下の仰るように相手に配慮しないと上手くいかない。皆んな自分と似た立場や考え方の方が楽だし付き合いやすい。
でも違う価値観の人と付き合うと自分がこれまで知らなかった新たな発見があるんだけどね。
生き方が多様化して色んな人がいるから相手の事を想像する事は本当に大切だろ思う。
親しき仲にも礼儀あり、と思う。
長い目で見れば、日本国や国民統合の象徴としての天皇陛下の「正統性」は単に憲法に規定があるからとか、万世一系の皇統が連綿と続いて来たからとかで自動的に維持されるものではありません。
やはり日頃のお振る舞いやお言葉の内容を受けて国民が尊敬の念を抱いてこその正統性でしょう。憲法にしても未来永劫不変を保証されているわけではないのですから。
陛下のこのようなお話を聞くとつくづくそう思います。
一部の皇族方や元皇族ならびに宮内庁の方々にも国民の尊敬の源泉が一体どこにあるのか是非深く考えて頂きたいものだと思います。
今上陛下は皇太子時代に辛い経験を沢山されたことでしょう…
それでも立場を考えながらも雅子様を守り愛子さまを守られた。
尊敬しかないですし、並の忍耐力でないのは確かです。
国民だれもが今、それを理解しているから今上陛下は尊敬されてる。
やはり天皇陛下は尊敬出来る方だと感じました。一連の眞子さんの結婚騒動に対して、国民感情を理解して下さり、多くの人に心配を掛けたことを心苦しいと謝意の気持ちを述べて下さった。朝見の儀を執り行わなかったのは、天皇陛下の判断であったとの事。
国民にも、皇室としても認められない結婚であったことを示された。
他のコメントにもある通り、次の天皇陛下が愛子さまでないならば、この令和の時代が長く続くことを祈るばかり。
フジテレビの昼12時前のニュースで天皇陛下のお言葉を紹介していて、その後、皇室担当記者が軽く解説をしていたが、正直この解説はいらないと思った。皇室担当記者や皇室コメンテーターの解説を通さず、天皇陛下の言葉をそのまま受け取りたい。どう感じるかは国民それぞれの自由であって、解説というマスコミのフィルターを通して受け取りたくない。
要旨として抜き出し並べ替え、記者が解説をつけると、天皇陛下が話された原文からかなりニュアンスが変わっている記事も多く見られます。
要旨だけでも、記者が原文のどこの部分を省くかで、読み手の印象は大きく変わります。
手を加えずに原文をそのまま載せる方が、記事として誠実ではないかと思います。
原文自体、それ程の長さではないですし。
古くからの厳しい天皇としての祈りの行事を毎日されている天皇陛下。
一般人では真似のできない事です。
厳しい祈りの生活を庶民にももっと報道されたら良いと思います。
素晴らしい天皇です。
令和が長く続きますように。